2017年11月13日月曜日

イヌタデ

植物の名前には「イヌ」と付いているものが多いです。「犬死に」という言葉のように「イヌ」という言葉は、「役に立たない」という意味で使われます。そこで、役に立たないけれども姿や形がよく似ている植物の名前に「イヌ」がつけられることがあります。(犬には申し訳ないですね…)

今日撮影した「イヌタデ」もそんな「イヌ」がついている植物の1つです。(写真は11月13日に清教学園で撮影)

「ヤナギタデ」と呼ばれる種類があるのですが、これは辛みがあり刺身のつまに利用されたりします。刺身についている赤紫色のカイワレのようなものを見たことはありませんか?…そうこれがヤナギタデです(ヤナギタデの子葉(芽生え))(下写真)。「タデ食う虫も好きずき」という言葉もこの辛みのある葉をもったヤナギタデに対して言った言葉です。

これに対して特に「役に立たない」イヌタデですが、じっくり観察してみると意外と綺麗な花を咲かせています。皆さんはどう思いますか?



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