2018年5月21日月曜日

コナスビ

昨年度もヒマラヤスギの根元で小さな花をつけている「コナスビ」を紹介しましたが、今年もコナスビが咲く時期になりました。(写真は清教学園で5月15日に撮影)
果実がナスビに似ていることから「コナスビ」の名がついており、花はナスビとは全く違いますね。(ナスビは紫色の花、コナスビは黄色の花)


昨年のコナスビの記事はこちら↓

2018年5月20日日曜日

マルバウツギ

前々回の投稿で「ハコネウツギ」をご紹介しました。今回はしらかしの径に自生している「マルバウツギ」をご紹介します。

以前ハコネウツギの記事でも紹介しましたが、「ウツギ(空木)」は茎が中空のものを指すため、さまざまな「科」の植物にこの「ウツギ」の名がついています。

ハコネウツギはスイカズラ科タニウツギ属であるのに対し、
マルバウツギはユキノシタ科ウツギ属です。
(以前のハコネウツギの記事はこちら↓)
https://seikyorikabu.blogspot.jp/2018/05/blog-post_18.html

(こちらの写真は校外で撮影したものです。)

(こちらがしらかしの径で撮影したものです。きれいに撮影できなかったため、校外で撮影し直しました。)

2018年5月19日土曜日

ヒメコバンソウ

以前「地味な植物」としてイネ科のカモガヤを紹介しました。今回も見分けやすいイネ科植物を紹介します。
(前回のカモガヤの記事はこちら↓)
http://seikyorikabu.blogspot.jp/2018/05/blog-post_9.html

しらかしの径を上がり、清教会館の隅を見るとこの「ヒメコバンソウ」がたくさん生えています。(写真は清教学園で5月14日に撮影)コバンソウ(小判草)という植物は小穂が「小判」に似ていることからその名がつき、ヒメコバンソウは同じイネ科コバンソウ属でも小穂がより小さい植物です。

コバンソウは清教学園では見当たりませんが、校外ではよく見られます。

2018年5月18日金曜日

ハコネウツギ 

清教学園の正門前に「ハコネウツギ」が咲いていました(5月15日(火)撮影)。「ウツギ」という名前はよく聞くと思います。ウツギは「空木」と書き、茎の真ん中に穴が空いていて「中空」であるのでその名がついています。但し、ウツギという名前は6科に渡って広く使用されており、この「ハコネウツギ」が属するスイカズラ科のタニウツギ属では中空にはなっていません。(ややこしいですね。)
ハコネウツギは咲き始めは白色をしており、だんだんとピンク、紅色へと変化していきます。今は様々な花の色が同時に観察できるので見頃ですね!

ハコネウツギは「箱根」の名がついていますが、箱根にはわずかしか存在しないようです。

2018年5月17日木曜日

トベラ(?)

赤く色付くベニバナトキワマンサクの後ろに、白い花が咲いています。斜面になっていて近づけないのですが「トベラ」のように見えます。(遠くからの写真で見づらいですね)
トベラの名前の由来は、「魔よけ」に利用するために扉に挿す風習からきているそうです。(扉から「トベラ」になったのですね。)

下の写真は大阪市立長居植物園に5月5日に撮影したトベラです。校内で咲いているのはやはり「トベラ」でしょうか?皆さんはどう思われますか??




2018年5月16日水曜日

ハナニガナ

5月15日(火)に校内で植物を観察していると、ニガナが咲いている中に、一つだけ様子が異なる個体を見つけました。舌状花が8枚のハナニガナ(オオバナニガナ)です。ハナニガナはニガナの変種で、図鑑にもニガナの説明文の中にハナニガナの説明が含まれていました。また別の図鑑には「ハナニガナはニガナに散発的に混じって生える」とも記載されていました。

以前の「ニガナ」の記事はこちら↓
http://seikyorikabu.blogspot.jp/2018/04/blog-post_23.html

筒状花・舌状花の説明を含んだ「皇帝ダリア」の記事はこちら↓
http://seikyorikabu.blogspot.jp/2017/12/blog-post.html

2018年5月15日火曜日

カタバミ

写真は5月1日に清教学園で撮影したカタバミです。カタバミは至るところで見られるので皆さんも知っていると思います。カタバミはハート型の葉をしているのが特徴で、葉が欠けているように見えることから「片喰み(カタバミ)」の名がついたと言われています。葉が赤いものは「アカカタバミ」と言います。カタバミ科の植物はシュウ酸を含むので、噛むと酸味があるのも特徴です。
 葉はシロツメクサと同じ「三出複葉」ですね。

2018年5月14日月曜日

ハハコグサ

5月9日、高校生のロッカーゾーンの前に「ハハコグサ」が咲いていました。ハハコグサ(母子草)は、全体に白い毛で覆われているところから、母親が子どもを包んでいる様子に例えられ、この名がついたという説もあります。またハハコグサは春の七草の一つ「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」の「ハコベラ」です。

「ハハコグサ」の他に、「チチコグサ」 「チチコグサモドキ」「タチチチコグサ」などの種類もあります!

2018年5月11日金曜日

ハルジオン

写真は4月24日に清教学園で撮影したものです。「ハルジオン」は知っている人も多いと思います。よく「ハルジオン・ヒメジオン」と言ったり、「ハルジョオン・ヒメジョオン」と言ったりしますが、どれが正しいのでしょうか??

ハルジオンは漢字で書くと「春紫苑」です。よく似た植物で「ヒメジョオン」がありますが、こちらは漢字で書くと「姫女苑」です。よってヒメジオンというのは間違いなんですね。ただ、ヒメジョオンに対比して「春女苑」と呼ばれたりもするのでハルジョオンは間違いではないようです。

図鑑で調べてみても、ハルジオン(ハルジョオン)、ヒメジョオンという記載になっていました。また私の大学時代の植物の先生は「ハルジョオン」「ヒメジョオン」という言葉を使用していました。

2018年5月9日水曜日

カモガヤ

被子植物の単子葉類に属する「イネ科」は「小穂(しょうすい)」と呼ばれる花をつけます。花らしい花ではないため、生徒の皆さんにとっては「地味な植物」であり、あまり人気がないようです。また見分けも非常に難しいです。
(写真は清教学園で5月1日に撮影)
それでもこの植物は知っているのではないでしょうか?カモガヤ(オーチャードグラス)です。牧草としてアメリカから導入されたものが広がり、現在では「日本の侵略的外来生物ワースト100」に指定されているほどです。スギやヒノキの次に花粉症が多いとも言われているので、群生場所では花粉症対策のために焼き払ったりすることもあるようです。

清教学園では群生している場所はないようなので、花粉症の人にとっては安心ですね。


2018年5月8日火曜日

アメリカフウロ

清教学園の「しらかしの径(みち)」を登った先、道の脇のコンクリートの隙間に「アメリカフウロ」が生えていました。毎年この場所で咲いているのを見かけます。アメリカフウロは北アメリカ原産の帰化植物で、よく見かける植物です。

アメリカフウロの果実は先端が尖っているのでよく目立つようになります。また果実の基部に5つの種子が入った袋があり、熟すと果実は下から割れて反り返り、種子が自動散布されます。「カラスノエンドウ」も果実が熟してそろそろ自動散布をする頃なので、また自動散布の様子を動画で撮影して、このブログでお見せしたいですね!



(写真は4月27日に清教学園で撮影)




2018年5月7日月曜日

ムラサキツユクサ

4月24日に食堂前で「ムラサキツユクサ」が咲いていました。写真では少しわかりにくいかも知れませんが、ムラサキツユクサには花弁が3枚、雄蕊が6本、雌蕊が1本あります。雄蕊の花糸は細胞が一列に並んでいるのでよく「原形質流動」や「体細胞分裂」の観察に用いられます。また若いつぼみの中にある葯は「減数分裂」の観察にも用いられます。
また時間がある時に理科部で観察してみようと思います!


昨年度のツユクサ、ムラサキツユクサ、トキワツユクサの記事はこちら↓


あとで雄蕊の花糸を顕微鏡で観察したものがこちら↓
細胞が一列に並んでいますね!



2018年5月2日水曜日

シュロ

昨年度も紹介したこの「シュロ」ですが、今年度も今の時期に花を咲かせています。(下の写真は4月24日に清教学園で撮影)いつ見てもおもしろい姿をしていますね!
昨年度の記事はこちら↓
http://seikyorikabu.blogspot.jp/2017/07/blog-post_17.html
清教学園はキリスト教主義の学校ですが、聖書の中にも実はこの「シュロ」が登場するのをご存知でしょうか?「ヨハネの黙示録7章9節」にはこう書かれています。
「その後、わたしが見ていると、見よ、あらゆる国民、部族、民族、国語のうちから、数えきれないほどの大勢の群衆が、白い衣を身にまとい、しゅろの枝を手に持って、御座と小羊の前に立ち‥‥」
ここで登場する「しゅろ」は「ナツメヤシ」を指しており、当時、ヤシ科の植物で「シュロ」以外は知られていなかったのでこう訳されたそうです。ナツメヤシの葉は鳥の羽のようになっており、祝い事に用いられたそうです。







2018年5月1日火曜日

オニタビラコ

「オニタビラコ」をたくさん見かけるようになりました。清教学園でもタンポポよりもオニタビラコの方が多いのでは?というほどたくさん生えています。タンポポとオニタビラコの見分けは昨年度の記事で説明していますのでチェックしてみて下さい↓
http://seikyorikabu.blogspot.jp/2017/07/blog-post_86.html


(写真は4月に24日に清教学園で撮影)

「オニタビラコ」の名前の由来ですが、まず「タビラコ」という植物があります。(春の七草にホトケノザがありますが、あれは現在ホトケノザで呼ばれているものではなく、このタビラコを指します。)タビラコは地面を這うように広がっていくので「田平子」の名前がついており、オニタビラコ全体的に大きいことからそれに「鬼」の名前がついています。ただし、オニタビラコは茎が直立し、タビラコのように地面を這うようには広がっていきません。